Yosemite − ミラーレイク・トレイル−
前回に続き、ヨセミテ旅行の個別情報です。
※ 全ての情報は2019年6月時のものです。
【 ミラーレイク・トレイル 】
お散歩感覚の簡単なコース
最寄りバス停は17番から スタートになります。
紛らわしいトレイルに注意
お散歩感覚の気楽なコース。
…のはずですが、スタート早々 注意があります。
トレイルは テナヤ川を挟んで東西にコースがあり、東がいかにもトレイルといった感じの道で、西は車用?と思わせる舗装されている道。
この道、とても紛らわしいです。
というのも、ハイクをする人は、「トレイルを歩く」と思っているので、舗装道路を一般的に選ばない。
しかし、この東西のトレイルは入り口で別れた後は川を挟むため、合流まで相当歩くことになります。
マップでご確認いただけると思いますが、短距離でミラーレイクに到着できるのは西側の舗装道路の方。
どちらからもいけるといえば行けるのですが、東側からだと、西側の3倍歩くことになります。
川の近くを歩けるのも西側になります。
いつがベスト? − 時間帯・季節など −
夏を過ぎると水量が減って枯れてきます。
鏡面になった情景が見たいなら、初夏までがおすすめ。
かといって、今年のように雪解けが遅いと、4月末でも水量が少ないこともあるようです(実際に行った親族談)。
水面が鏡面になるかどうかは、太陽光の角度によります。
ということは、太陽の入射角がどれくらいか − 夏至からどれくらい前後するかも関係があります。
調べた範囲では
- 昼前から午後がいいらしいが、午後になると人も増える
- 涼しさと人の少なさを取ると10時くらいまでがいい。初夏は混雑期と重なるので人を避けるなら朝10時より前の方がいいかもしれない
今回のハイクでは…
私たちがハイクをしたのは、6月初旬。
8時半にハウスキーピングキャンプを発ち、シャトルバスで移動。
9時過ぎからトレイルスタート。
ミラーレイクでは10時前になっていました。
夏至の20日程前のこの日、この時間帯でも岩肌には光が差し込み、湖面に綺麗に写り込んでいました(トップ画像がそうです)。
この前後は太陽の入射角は問題なさそう。その関係で、10時前後でも十分光も入りました。
なおかつ人もまばらでベストタイミングだったと思います。
【 ミラーレイクからのもう1つのハイク 】
帰りはシャトルバスを使わずに、バス停の手前にあるトレイル・自転車道を歩いて バス停3番まで歩いて行きました。
この時歩いた経路が良かったのでご紹介します。
徒歩で30分以内。
自転車道は舗装された歩きやすい道で、人通りも多くなく、バレー内でも落ち着いていました。
林立する木々の中を歩くことができ、気楽なハイクが楽しめました。
この日は特別だったかもしれませんが、
続いた雨で 一部水がトレイル周辺に滝のように流れ出していました。(下の写真右)
私が水のあるトレイル好きというのもあると思いますが、この感じがとても良かったです。
こんな天気でないと見られないかというと、その周囲に水路があるのが確認できたので、水量が十分ある初夏の時期には、この水路に水が流れる様子が見られそうです。
場所はマジェスティックホテルが目前 という辺りになります。
注 意
ミラーレイクトレイル、グレイシャーポイント、センチネル橋など、ヨセミテは午後~夕方が景観がいい場所が多いのですが、午後は人の動きも多い時間。
混雑期は身動きが大変なので、徒歩・バス以外の移動については検討が必要かと思います。